「椎間板」は、それぞれの脊椎骨の間にあり、脊柱を前後左右に曲げる動きをなめらかにしたり、体重や地面からのショックを吸収するクッションの役目を果たしています。

椎間板そのものは、柔らかくみずみずしい組織である「髄核」が中心を占めて、その周囲を「線維輪」という軟骨のような丈夫な複雑性組織が、バームクーヘンのように何重にも包み、その上下を、上下の軟骨板でふたをしているといった構造になっています。
髄核は水分の多い組織でゼリーのようなゲル状のもので、弾力性に富んでいます。

椎間板に圧力がかがると、髄核と線維輪が等分に分担して支えます。髄核の水分量は、小児では75-82%ですが、年齢と共に減少し、老人で は50%以下となります。
しかし、髄核の水分が少なくなって弾力性がなくなり、線維輪にも余分な負荷がかがるようになって、椎間板は強さを失い、つぶれてきます。これによってヘルニアなどの痛みが引き起こされるのです。

椎間板の弾力性があることで人間の身体は連動して動かせたり、衝撃を吸収する働きがあったのですね。
椎間板